日本人のノーベル賞受賞(祝!)が大きなニュースになっていますが、ちょうど一年前にノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラーが、日立製作所のイベント「Hitachi Social Innovation Forum 2018」で10月19日に基調講演を行います。時間は9:30-10:30、場所は有楽町の国際フォーラム、事前登録は必要ですが入場は無料です。
タイトルは
「Making the world a better place one nudge at a time
 ひとつずつのナッジで、世界をより良い場所にする」
(同時通訳あり)です。

イベント参加者層を考慮すると、講演の内容は始めて行動経済学について触れる人も楽しめるベーシックな内容になると思うので、私がエコン(完全合理主義者)であればたとえ無料であっても参加しないかもしれません。でも、私はヒューマン(ニンゲン)なので、この機会を逃さずに聞きに行こうと思って先月早々に登録しました。楽しみです。

また、NewsPicksというサイトでイベントのPRを兼ねてリチャード・セイラーと日立総研の社長の対談リチャード・セイラーと日立製作所のフェローの対談が掲載されていますので、参加される方は事前に目を通しておくと良さそうです。


これだけだと記事として寂しいのでちょっとおまけです。
『ヤバい経済学(原題:Freakconomics)』の共著者で学者じゃない方のスティーヴン、スティーヴン・ダブナーがホストを務めている「Freakconomics Radio」というポッドキャストがあります。
ヤバい経済学 [増補改訂版]
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー
東洋経済新報社
2007-04-27

人はなぜ「自分の人生は困難だ」と感じるのか」といった行動経済学的なテーマの話や、IMFのラガルド専務理事(この人若い時水泳の仏ナショナルチームの選手だったんですね)や最近退任したペプシコのヌーイ元CEOといった経済関係者や経営者のインタビューで週一本(1回30分〜1時間程度)配信されています。
私は面白そうなテーマの時に絞って聞いてますが、今年の7月にリチャード・セイラーがゲストのインタビューが「People Aren’t Dumb. The World Is Hard」(57分)というタイトルで配信されています。『ファスト&スロー』のダニエル・カーネマンとの話や、ノーベル経済学賞の話(賞金の話とかノーベル受賞式典で文学賞のカズオ・イシグロと一緒にいた話とか)や出演した映画『マネー・ショート』の話などに加えてリスナーからの質問に答えたりといった趣向もあり好きな人は楽しめると思います。ちなみにリチャード・セイラーはビットコインの今後についてはネガティブだそうです。

こちらはさすがに通訳はついてないですが上記サイトで全文がスクリプトが確認できますので、お好きな方はこちらもぜひどうぞ。
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