今回クラウドクレジットが提携したのはOvambaという企業ですが、調べてみると米国でアフリカを投資先にしたプライベートエクイティファンドの出身者が設立した企業のようです。本社は米国で、カメルーンに子会社を設立してアフリカ初のP2Pプラットフォームを提供しているようです。資本構成についてはクラウドクレジットのリリースにある通り、大本をたどると日本でもiシェアーズで有名なBlackRockやAXAといった欧米系の金融資本が主体のようです。これは安心材料ですね。
 
OV03

ネットで調べてみると、共同創業者でCOOのViola Llewellynが積極的に各種のカンファレンスに参加しているようで多くの動画がYoutubeにアップされていました。
昨年のLendIt USAにも「Global Online Lending Leaders」というセッションにパネラーとして参加している様子が確認できます。ここで自社を「アフリカ初のP2Pレンディングです」と紹介しています。

OV04

カメルーンのニュース番組でのインタビューや他の動画で、カメルーンの金融が未熟で資金の必要な中小企業に資金が行き渡らない状況をP2Pの仕組みで解決していきたいという思いが語られています。他にもスマホでのローン申し込みの動画などがあがっていました(やはり新興国では固定ではなく携帯普及率が高いので、PCよりもスマホのアプリの優先度が高いんですね)が、かなり積極的にYoutubeを活用しようとしているようです。

OV05

改めて昨年のLendIt USAの記事を見なおしてみると、米英中以外のオンラインレンディングプレーヤーとしてOvambaが記載されていました。このスライドでクラウドクレジットが提携しているのは欧州ファンドのBondoraと今回のOvambaの2社になってます。まだ1年経っていない事を考えるとクラウドクレジットの行動力には敬意を表します。一方で拙速にならないようにより厳しくデューデリジェンスを実施して欲しいと期待します。最もいずれの企業もそれぞれが独自に情報を開示していますので、投資家として調べる気になればある程度自分で調べることも可能です。
lendit7

Ovambaが企業として実現しようとしている方向性や社会的意義については、ネットでかなり入手できるのですが、肝心の投資家向けの情報は全く見つけることが出来ませんでした。
このあたりは、クラウドクレジットから実際のファンドが発売された際に再度チェックしてみたいと思います。

ファンドが発売されたら利回りと投資分散の度合いをもとに投資判断したいと思います。