明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

2015年は個人的にいろいろありました。やはり一番大きいのは母が亡くなったことです。また、新しいベンチャーで働くことになったことも大きな変化でした。

投資面では年間通してのリターンは芳しくありませんでした。日本の投資は概ね好調でしたが、米国の個別株で大きめに所有している銘柄が年間で30%近くダウン(この銘柄だけで900万円→650万円くらいの落ち込みです)したのに引きづられて全体では20万円程度のプラスで終わることになりました。分散投資派なのになんで個別銘柄でそんなに大きく持ってるのかについては、機会があれば紹介しようかと思います。いずれにしろ2012年-2014年の成績と比べるとかなり差があり、市況の変化を感じる年の瀬となりました。

一方で2014年から開始したソーシャルレンディング投資を含め、投資アセットの分散は大きく進みました。以前は仕事が忙しくてなかなか投資分散に手が回らかったのですが、 今ではかなりアセット分散が進んでいます。
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こちらは2015年末時点での金融アセット配分のグラフです。債権比率が少なかったところをソーシャルレンディングで補うことができたので、まずまずの満足度です。所有している現物不動産はこのグラフには含まれていないので、そちらを含めるとさらに良い感じになります。

年間のインカムゲインは136万円、ウチ半分がソーシャルレンディングの配当です。こちらは別記事で紹介します。

年末の休みを利用して「House of Debt」を読みました。2008年の金融危機の原因は不動産市況の崩壊が住宅ローンを通して中低所得者の消費にダメージを与えたところにあるという説をデータを使って提示しています。本筋の話とは別に、米国の不動産市況についても多少知識として得られました。ちょっと触発されて前回の金融危機の際の日本の不動産業界のダメージにについてもちょっと調べてみようかと思っています。
ハウス・オブ・デット
アティフ・ミアン
東洋経済新報社
2015-10-30


仕事は順調で、かなり忙しくなっています。正月終わったらすぐ米国出張で、帰国後もイベントが目白押しです。日本向けの採用枠が一名分追加されすでに採用が終わったので年始から2名体制です。そういうこともあり、2016年は記事作成に回せる時間が限られてしまいそうです。とりあえず「2015年のソーシャルレンディング投資結果」についての記事と、「突然経営破綻する可能性のあるソーシャルレンディング企業を避けるために自分が気にしていること」について記事にまとめましたので順次アップしていくつもりです。

それでは本年もよろしくお願いします。