今年5月に米国レンディングクラブにレンディングを始めて6ヶ月あまり、初のデフォルトが発生しました (なお、この記事は11月末に書いてました)。

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レンディングクラブでは、延滞120日を越えたNoteをデフォルトとして扱うようになっています。この時点で貸し付け元本残高の89%が口座残高からマイナスされて表示され、さらに30日を経過するとチャージオフ(償却)されて残高元本部分が完全にマイナスされます。このためデフォルトにあたるのは一番早くても4ヶ月以上経過してからになります。


デフォルトしたのは、やっぱりというかなんというかお亡くなりになった方のNoteでした(参照:えっ!お亡くなりになった?)。さすがにあまり突っ込もうとは思えません。合掌。

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ちなみに、デフォルト予備軍である延滞期間が31日〜120日のNoteが20もありますが、こちらをみると以下の通りグレードにバラつきがあります。グレードAとBはなし、Cは3個、Dは5個、Eはなんと10個、FとGはそれぞれ1個です。Eが実に全体の半数を占めています。

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一方で、保有しているNoteのグレードみるとDが最多の30%、CとEがそれぞれ26%、Bが11%となっています。ある意味あたりまえですが明らかにEの延滞率が高いですね。

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ただ、貸出金利で見るとCで13.97%、Dで17.03%、Eで18.95%とDとEの差が延滞率の差と比べると比較的小さいです。これだとEを減らしてDを増やすことで最終利回りが改善することになります。もっともまだ期間が短いのでしばらくは様子をみるつもりです。
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ちなみに今回のデフォルトしたNoteが投資元本に占める割合は0.024%なので単体での影響はほとんどありません。やはり分散投資は大事です。
今後どの程度デフォルトが増えてくるかは分かりませんが、4000以上のNoteを保有していますのでそれなりの数になるとは思います。なにせ最終リターンができるだけ10%近くをキープしてくれることを期待しております。