通常レンディングクラブの投資家登録は、サイト上の登録フォームを使って進めることができるようになっています。ただし、それは米国在住の投資家の場合です。海外の投資家はレンディングクラブの担当者が個別に対応し、前回見た要件をクリアできることが確認できればメールで口座開設に必要な書類のやりとりを行うようです。

電話で会話した後、レンディングクラブの担当者から「International Investor Account, Lending Club」というサブジェクトのメールが届き、以下の資料を提出するように求められました。
  

1.  A clear copy of your Passport


パスポートですね。
お固い金融機関(銀行とか)の場合、パスポートの本人認証みたいな手続きを求められることがありますが、レンディングクラブは顔写真のページをスキャンして送っただけでOKでした。

2.  W-8BEN tax form for Non US residents


海外の金融機関に口座をお持ちの方にはお馴染みのW-8BENです。馴染みのない方も「W-8BEN」でぐぐるとすぐにわかると思います。これは米国の歳入庁(IRS)に提出される書類で、米国の居住者ではなく米国の徴税対象ではないというのを宣誓するものです。これを提出すると源泉徴収されません。書き方のサンプルはネットで見つかります。「a foreign tax identifying number」という米国外の徴税番号を記入する欄があるのですが、ブランクで提出したところ「この欄もちゃんとうめろ」と言われるました。が、「日本にはないよ」って回答したらそれで大丈夫でした。マイナンバーが施行されたら記入することになるんですかね。


3.  Proof of current address (e.g utility bill)


現在の住所確認をできるもの、一般的に公共料金(電力、水道、電話等)の請求書が使われます。
請求書は当然日本語なので、お固いところだとこいつも業者にお金を払って認証用の資料作ってもらたりすることが求められます。レンディングクラブは日本語のものそのままでも確認できるとのこと。携帯電話の請求書の住所と名前が出ているところをそのまんまスキャンして送ったんですが問題ありませんでした。

4.  Agreement to Terms and Conditions (see attached) 

これは各種の約款へ「同意」の意思表示です。元のメールにInvestor Agreement(投資家規約)、LC Terms of Use(利用規定)、Trust Agreement(信託契約)の3つが添付されており、その内容に同意することが必要ということです。サイトで口座開設進めてたら「同意する」ボタンがあってそれ押さないと次に進めないやつですね。ちゃんと目を通そうかと一瞬思ったですか、次の瞬間にはファイルを閉じてしまいました。
意思表示の方法は、元メールに「同意した」旨のコメントして返信するように、とのことです。私の場合「I accept the terms and conditions set forth in the documents.」と記載して返信することにしました。


なお、レンディングクラブは個人口座(Indivisual Account)以外に共有口座(Joint Account)も開設できるとのことで、共有口座の申込用紙も送ってもらいました。嫁がおりますので、万一の際にも共有口座であれば難解な手続きを踏まなくともスムーズに移管できるかなと考えてのことです。用紙を見ると共有口座のタイプを
Joint Tenants(2種類あります)だのCommunity/Propertyだの3種類くらいから一つを選ぶようになっています。ネットで調べてみるとどうも共有不動産を意識した所有形態らしく米国でもいくつかの州だけで存在しているもののようです。何がどう違うかサッパリ分からずどれを選べばよいのか分からないのでレンディングクラブの担当者に「普通のでいいんだけどどれを選べばいい?」と質問したところ「それは回答しちゃダメな決まりなのでFAにアドバイスもらえ」と言われました。いや、日本のFAはそんなの知らんでしょ。共有口座にこだわっているとスタックしそうだったので「最初に個人口座で開設してその後共有名義人の追加ができるか」聞いてみたところ、「できるよ」とのことなので、とりあえず今回は個人口座で開設することにしました。


後、口座名義人(私です)が死亡した場合に相続させる相手を指定する用紙(Transfer of Death/TODというらしいです)も送ってもらいました。万一対策は、共有口座ではなくこっちで対応してもいいかもしれません。
 
ということで、上記コメントを記載した返信メールに、1〜3のファイルをスキャンしたものを貼り付けて元メールへ返信することで口座開設の手続きは終了です。 メールしたら早速「通常2−3営業日で口座開設できるので待ってて。できたら連絡します」とのレスが来ました。これで後は待つだけです。