クラウドクレジットはホームページ上で取締役や株主構成はおろか資本金の情報もありません。この点は改善して欲しく、先日杉山社長とお会いした際にも情報公開の要望を出したところ、検討していただける旨の回答をいただきました。
記事作成時点ではまだ変更されていませんので、現状分かる範囲で確認してみます。

◯経営陣

杉山智行氏
 代表取締役として名実ともにクラウドクレジットの顔として活動されています。東大→大和証券SMBC(当時日本最大級の投資銀行)→ロイズTBS東京支店日本代表といういかにもな経歴です。外部メディアを使って積極的にクラウドクレジットの情報発信を行っている点が印象的です。
大和証券の配信しているダイワインターネットTVに杉山社長が出演している回のビデオを拝見したのですが、会社の目指している方向がよく分かります。また次のファンドの対象国がメキシコであるということも触れられています。「非常に」が口癖なんですね。

小関翼氏 COO。東大大学院→三菱UFJ銀行→ロイズTBSという杉山氏に比較的近い経歴です。直近ではアマゾンジャパンにも所属していたようです。

竹中正大氏 Chief Conpliance Office、この役職初めて聞きました。東北大学→大手生命保険→オランダ資本のABNアムロ銀行東京支店のコンプライアンス・内部監査担当→ソフトバンク・内部監査担当。

国内外金融とコンプライアンス関係の経験はありですが、ITやマーケティング系が役員クラスにいない点は今後の課題でしょう。
◯取締役
代表取締役が大前社長であること以外の情報は見つけられませんでした。今後の情報公開に期待します。

◯株主構成
2014年7月にマネックスベンチャーズとGCIキャピタルの出資についてリリースが出ています。併せて設立時点でフェムト・スタートアップからの出資を受け入れている事実についても触れられています。

マネックスベンチャーズについては、その名前の通りマネックス資本のVCです。ファイアフェレットさんの記事にある通り、マネックスの松本大社長と杉山社長の間で良好な関係を構築しているようです。

CGIキャピタルはFX運営会社のFXCM関連のベンチャー支援会社で、山内社長は東大出身です。杉山氏とは東大出身者として繋がっているのでしょうか。

フェムト・スタートアップはカブドットコム証券、ネットイヤーグループの設立に参画した磯崎哲也氏の関連する投資組合です。磯崎氏はかなり早い時期から日本でのソーシャルファイナンスの仕組みついて検討されていた方です。isologuというブログを書かれており、ベンチャー向けのファイナンスの書籍も出版しておられます。

比較的著名な顔ぶれが出資者サイドにいますが、どの程度クラウドクレジットの事業にプラスに働くのかは不明です。
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杉山社長の目指しているビジョンと比べると、ほんの最初のスタートを切ったところくらいで、今後いくつもマイルストーンを越えていくためにステージごとに経営体制や資本の強化が必要になっていくと思います。杉山社長の認識では現状ベンチャー投資で言うとシードラウンドからラウンドAあたりで、今後成長に応じてラウンドB、Cと進めていくおつもりのようでした。(ベンチャー投資のラウンドはググるとと説明が簡単に見つかります)

今後の情報・展開に期待しています。