リバランスでインデックスの積立を再開しようと考えていた時に「ウォール街のランダム・ウォーカー 第11版」が発売されているのを見かけ、思わず購入してしまいました。
第11版では、「スマートベータの解説」と「資産管理の十か条」が新しく付け加えられており、各種のデータが原著が出版された2014年のものに更新されています。
購入してすぐに読了しましたが、「ウォール街のランダム・ウォーカー」はやっぱり面白いですね。第10版も読んでいますが、改めて第11版に目を通す価値はあると思います。株式投資が好きな人も嫌いない人も、資産運用を考えているのであれば一読することをオススメします。ページ数が多いですが、面白いのであっという間に読んでしまいます。特に第1部のバブルの話と第2部の株価形成の考え方は定期的に読み返す価値があると思います。
第4部で今回新たに追加された「財産の健康管理のための十か条」(原著では以前の版から含まれていた内容だが、米国の税制等の話が土台にあるため割愛していたそうです)は株式以外のアセットクラスも含めた資産運用のガイド的な内容になっています。「元手を蓄えよ」「現金と保険で万一に備えよ」「節税対策と年金制度の活用」「分散投資が大原則」といった指針には自分がこれまで考えていた内容と合致している一方「マイホームの活用」に関しては日米の住宅市場特性の違いもあるかと思いますが違和感を感じました。
ちょうどアセットアロケーションのリバランスに取り組んでたところだったので14章のライフサイクルに応じたアセットミックスのところがタイムリーでした。現状だと「60台後半以降の投資家」に近く、目指しているアロケーションでも結局「60台後半以降の投資家」が一番近そうです。まだ40代ですけど・・・。年齢だけで見ると株式に55%〜60%程度割り当てることが推奨されていることになりますが、自分としては株式は40%〜45%程度かなと考えています。これには理由があるのですが、詳しくは別の機会に。また、40代であれば通常まだ含みベースのキャピタルゲインを増やすことを中心にすえる時期だと思いますが、こちらも訳あってインカムベースでの年間収入を重視し始めています。ただし、リバランスは予定通り株式インデックスファンドの積立再開にすることにしました。
改めて思いましたが、資産運用に取り組む上で税金の知識はやっぱり大事ですね。ここしばらく知識のアップデートができてないので、久しぶりにちょっと取り組もうかと思いました。ちなみにソーシャルレンディング投資の配当の雑所得は税金的に不利なんですよね。投資家が投資を躊躇する原因の一つになると思います。他の金融商品同様、源泉分離課税で損益通算ができるようになるといいんですけど、現実的にはもうちょっと業界自体が盛り上がらないとそういう機運は出てこないですかね。何せ早く雑所得扱いはやめていただきたい。
第11版では、「スマートベータの解説」と「資産管理の十か条」が新しく付け加えられており、各種のデータが原著が出版された2014年のものに更新されています。
購入してすぐに読了しましたが、「ウォール街のランダム・ウォーカー」はやっぱり面白いですね。第10版も読んでいますが、改めて第11版に目を通す価値はあると思います。株式投資が好きな人も嫌いない人も、資産運用を考えているのであれば一読することをオススメします。ページ数が多いですが、面白いのであっという間に読んでしまいます。特に第1部のバブルの話と第2部の株価形成の考え方は定期的に読み返す価値があると思います。
第4部で今回新たに追加された「財産の健康管理のための十か条」(原著では以前の版から含まれていた内容だが、米国の税制等の話が土台にあるため割愛していたそうです)は株式以外のアセットクラスも含めた資産運用のガイド的な内容になっています。「元手を蓄えよ」「現金と保険で万一に備えよ」「節税対策と年金制度の活用」「分散投資が大原則」といった指針には自分がこれまで考えていた内容と合致している一方「マイホームの活用」に関しては日米の住宅市場特性の違いもあるかと思いますが違和感を感じました。
ちょうどアセットアロケーションのリバランスに取り組んでたところだったので14章のライフサイクルに応じたアセットミックスのところがタイムリーでした。現状だと「60台後半以降の投資家」に近く、目指しているアロケーションでも結局「60台後半以降の投資家」が一番近そうです。まだ40代ですけど・・・。年齢だけで見ると株式に55%〜60%程度割り当てることが推奨されていることになりますが、自分としては株式は40%〜45%程度かなと考えています。これには理由があるのですが、詳しくは別の機会に。また、40代であれば通常まだ含みベースのキャピタルゲインを増やすことを中心にすえる時期だと思いますが、こちらも訳あってインカムベースでの年間収入を重視し始めています。ただし、リバランスは予定通り株式インデックスファンドの積立再開にすることにしました。
改めて思いましたが、資産運用に取り組む上で税金の知識はやっぱり大事ですね。ここしばらく知識のアップデートができてないので、久しぶりにちょっと取り組もうかと思いました。ちなみにソーシャルレンディング投資の配当の雑所得は税金的に不利なんですよね。投資家が投資を躊躇する原因の一つになると思います。他の金融商品同様、源泉分離課税で損益通算ができるようになるといいんですけど、現実的にはもうちょっと業界自体が盛り上がらないとそういう機運は出てこないですかね。何せ早く雑所得扱いはやめていただきたい。