実践ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングを中心に資産運用全般について。分散投資でリスクを抑えながら、インカムゲインとキャピタルゲインを目指します。

2016年03月

This morning with Gordon Deal

「This morning with Gordon Deal 」は副題がAmerica's First Newsとなっており、米国の早朝(東部時間のAM5時)に流れるラジオ番組です。Gordon Dealはキャスターの名前なのですが、きれいな発音で慣れるとすごく聞き取りやすいです。この番組はもともとWall Street Journal This Morningという名称で、名前の通りWall Street Journalのニュース番組だったのですが、少し前にCompass Media Networkというメディアに移籍(?)になっています。現地日曜日を除き毎日、終了したその日のうちにすぐ(日本時間の夜)Podcastで配信されており、朝の通勤時に電車の中や歩きながら聞くのに最適です。1本あたりの時間が30分程度と手頃なのも良い点です。政治経済が中心ですが他にもスポーツ、ヘルスケア、食文化やエアライン事情といった多彩な話題が取り上げられます。

私がこのPodcastを聴き始めたのは比較的最近で2012年頃のことです。当時仕事に必要なIT系の英語や法人営業に関する英語はある程度なんとかなっていたのですが、仕事以外の英語に関しては全くと言っていいほど会話できませんでした。仕事の話を離れると相手が何言ってるか良くわからない状況です。そこでもう少し会話の幅を広げられるようにしようと思ってネットで調べてみたところ、この番組を勧める意見が多かったので聴き始めました。2012年というと前回の米国大統領選挙の頃ですが、当時はニュース聞いても全く何を言ってるか分かりませんでした。「ジーオーピー」「リパブリカン」「デモクラッツ」「ローメーカー」「セネター」みたいな言葉が聞こえるような気がしますが何のことかサッパリ分かりません。それでも諦めずにずっと聞き続け、可能な時は同じ番組を2回3回と聞いたり、よく耳にする単語についてはスペルを想像して意味を調べたりすることでだんだんと聞き取れるようになってきました。もっとも毎回聞いているわけではなく、しばらく全く聞かない時期があったりもします。感覚的には平均で週2−3日程度かもしれません。またプログラム全部聞くことは少なく、半分くらいしか聞かない事のほうが圧倒的に多いです。それでも継続してきた成果で、今では集中して聞けば大体のトピックスは6−7割程度の内容は把握できるようになりました(多分)。殆どの場合少なくとも何の話をしているかは大体はわかりますし、経済系だと8割くらい理解出来るようになってきたと思います(多分)。まさに「習うより慣れろ」ということを改めて感じています。もっとも話題によっては相変わらずよく分かりません。代表はアメフト関係のニュースですがこれはそもそも知識がないので仕方ないですが、他にも国際関係のニュースだと、国名や個人名といった固有名詞の発音が日米で大きく違うことが少なくなく最初はさっぱりわからないことが多いです。例えば、昨年一時期ニュースでやたらヤフー、ヤフーという音が聞こえてきて「なんでこの文脈でYahoo?」と思ったんですが、よくよく聞いていくと「ネタニヤフー」と言ってることに気づきました。昨年米国でいろいろ揉め事起こしてたイスラエルの首相のことでした。日本だと「ネニヤフ」みたいなイントネーションになると思うのですが、米国では「ネタニフー」というイントネーションなので強調されている個所がヤフーと聞こえていたようです。

この番組を継続して聞き続けている背景にはある体験があります。聴き始めた2012年の年末の配信で「来年(2013年)有望な投資先は」みたいな話題があり、そこで米国株や債権などいろんなアセットについて考察した後の最後に「有望なマーケットがもう一つある、Japanだ」というコメントがありました。当時自民党が政権へ復帰し株が上がり始めていましたが、米国が日本へ投資資金を回そうとしているという内容を米国のメディアから直接聞いたことで市場の強さを実感。日本のメディアを通さずに金融大国である米国の動向に触れることには投資をする上でもそれなりの意味があると感じるようになりました。

英語は避けてる方も少なく無いと思いますが、最初苦労しても慣れてしまえばなんてこと無くなりますし得られるものは多いです。最近ではいろいろな英語のPodcastがありますから自分のレベルにあったのを選んでとにかく流し聞きしてるだけでも続けていれば効果はあると思います。
ちなみ私の場合、仕事で本格的に英語を使うようになったのも30歳過ぎてからですし、この番組を聴き始めた時点で既に40歳を過ぎてました。何事も始めるのに遅すぎることはないです。

ちなみに、新しい会社で英国人と会話する機会が増えたのですが、British EnglishとAmerican Englishはかなり違うので苦労しています。そこでBritish Englishに慣れようとBBCのPodcastも聞き始めました。
BBC

 

クラウドクレジットのアンケート結果

クラウドクレジットからは定期的にアンケートメールが来ます。重視するサービス内容や期待する情報提供等について投資家の考え方を把握しようと言う取り組みには共感しますので、できるだけ回答するようにしています。先月もアンケートがあったのですが、回答者の投資歴や資産額といったプロファイルの確認やクラウドクレジットへ期待する情報についてといった設問に加えて、投資する上で参考にしている情報とその理由という記述形式の設問もありました。
今回はじめてアンケートの結果が公開されたのですが、皆さん記述形式のところもしっかり書かれていて、回答者の6割以上が投資歴5年以上という比較的経験豊富な方の意見ということもありなかなか興味深い内容になっています(アンケート結果のリンク貼っていいのかどうか不明なのでこちらでは貼りません。興味ある方はクラウドクレジットに問い合わせてみてください)。

アンケートの回答として個々の投資家が参考にしている媒体の具体名がリストされていました。国内外の新聞・雑誌やテレビ、ブログといった一般的なものからアナリストの配信といった専門性の高そうなところやzeroheadge.comやseekingalpha.comといった海外の投資サイトまでカバーされています。ソーシャルレンディング投資自体には特別な経済知識はそれほど必要ないと思いますが、ソーシャルレンディング投資家の多くは別のアセットにも投資をしているでしょうからそれが反映されてるのかと思います。一方、海外のP2Pレンディング業者との提携の多いクラウドクレジットに特徴的なのがp2p-banking.comという欧州を中心としたP2Pレンディングのニュースサイトがあげられていることでした。似たようなサイトでは弊ブログでも何度か記事を取り上げたことのあるLend Accademy(オンラインレンディングのイベントであるLenditを主催してるところです)というのがあり、そちらは定期的にチェックしていますがこちらのサイトは知らなかったので参考になりました。クラウドクレジットの投資家は海外投資も含めたファイナンシャル・リテラシーが高い方が多そうですね。

他に「なぜその情報を参考にしているのか」という設問の回答もありますが、その回答がもとの情報とリンクされていないため回答内容がどの情報について触れているかが分からず参考になりませんでした。こちらは残念。

ちなみに、私は「日経」と「This morning with Gordon Deal 」と回答しました。日経はともかく「This morning with Gordon Deal」はご存じない方もおられると思います。いつかブログでも紹介しようと思っていましたので次回少し触れたいと思います。
thismorning_podcasticon

 

映画『マネー・ショート』 リチャード・セイラーが出てるんですね

オフィスがない環境で仕事しているとアポとアポの間に時間があく時にどうするか悩むことがあります。2−3時間程度であればカフェで仕事することがほとんどなのですが、先日午前中にアポがあって次は夕方5時からというかなり長く間が空いたことがありました。いったん自宅戻って仕事しようかとも思ったのですが、どうせ移動に時間使うぐらいなら映画でも見ようと思い気になっていた「マネー・ショート」を鑑賞することにしました。場所は有楽町、平日13:00開演です。さすがに観客は多くありませんがリタイア組以外にもスーツ姿もちらほら、結構いるもんですね。

マネー・ショートは、マイケル・ルイスの「世紀の空売り」(原題:The Big Short)が原作で、サブプライムバブルの崩壊を予見して掛けた人物像を描いた作品です。原作読んでいたのでMBS、CDS、トランシェといった専門用語が理解できないとストーリ把握が難しい作品だと思っていたのですが、映画ではそれらの専門用語を分かり易く教えてくれる場面もあるとのこと。ただ、実際見た感想で言うとあの説明で本当に分かるのか?という感じです。やっぱり先に原作読むなり、せめてサブプライムバブルに関する用語をある程度下調べしておいたほうがより作品を楽しめると思います。


投資家視点でこの作品を觀て感じたのは、原作を読んだ時にも同じ思いだったのですが、「たとえそれが正しい予測であっても、予測に賭けることはすごく難しい」ということです。バブルの最中にバブルだと気付いたとしても、いつ弾けるかが分からなければ意味がありません。もしバブル崩壊による値崩れが後3ヶ月遅れていたら、この作品の登場人物達も大幅な損失を抱えた状態でポジションを整理しないといけなかったかもしれないのではないか、と想像してしまいます。やはり将来の予測に大きく賭けるのは難しいですね。自分にはやはり時期も資産も分散投資だなぁ、と改めて感じました。

他に印象的だったのが格付け企業のS&PやメディアのWall Street Journalの犯罪的ともいうべき不誠実さでしょうか。投資家はいったい何を信じて投資判断をすれば良いのか、改めて悩ましい課題を突きつけられた感じがします。

本作で驚いたのは行動経済学の第一人者であるリチャード・セイラー教授が出演してたことです。出演といっても用語解説でちょこっと出てるだけですが、「ホットハンド」(バスケットボールである選手がフリースローを成功した場合、続けて成功する確率があるように感じること)を例にとって人間が過去の結果が将来も続きやすいと誤って考えてしまう性質を説明していました。リチャード・セイラーには「実践 行動経済学」(原題:Nudge)という何となく聞いたことあるようなタイトルの著作(共著)があり、行動経済学を実際の政策に適用する上での施策を提案しています。詳細は触れませんが、原題であるナッジという考え方にはいろんな可能性がありそうで面白かったです。 
リチャード・セイラー
日経BP社
2009-07-09




昨年「Misbehaving」という新著が出ているのですが、訳本はまだ出てません。そろそろどこかの出版社から出して欲しいですね。


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「マネー・ショート」にはブラッド・ピットが出てますが、マイケル・ルイスとブラッド・ピットの組み合わせは「マネー・ボール」に続いて2作目です。「フラッシュ・ボーイズ」あたりも映像化にむいてそうなので次はこれかもしれませんね。ちなみに、前回映画館で見たのは「フューリ」という第二次世界対戦のシャーマン戦車の作品っだんですが、これもブラッド・ピットだったんですよね。たまたまですが。


 
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