クラウドバンクは「マイページ」の「契約書類一覧」タブにクラウドバンク匿名組合約款があります。

<解約について>
第19条(契約の終了)第4項に以下の記載があります。

「商法第540条第1項又は第2項に基づく本契約の解除はできないものとします。」

一切の例外を認めずに解約しないという意思のようなものを感じます。なお商法第540条第1項は匿名組合の契約期間を定めていない、あるいは期間が終身となっている場合の契約解除についての条項で、現在のクラウドバンクの商品に該当するものはありません。今後該当する商品の予定でもあるのでしょうか?

<譲渡について>
第21条(譲渡)第1項に以下の記述があります。

「本匿名組合員が、本契約に基づく匿名組合員たる契約上の地位又は本契約に基づく権利及び義務(以下「匿名組合権利等」といいます。)を第三者に譲渡することを希望する場合、その旨を本営業者所定の手続に従って申告するものとします。この場合、本営業者がこれを譲り受けることを希望する者を用意することができた場合に限り、本匿名組合員は、適用法令及び本営業者が承認する条件に従い、この匿名組合権利等を譲渡することができるものとします。」

クラウドバンクが譲渡先を準備できた場合は譲渡ができる、となっています。現実的にクラウドバンクが譲渡先を見つけることはほとんど期待できないと思いますが、この内容であれば自分で譲渡先を見つけることができれば、確実に譲渡できそうです。
第2項として「前項の場合を除き、本匿名組合員は、匿名組合権利等を譲渡、担保設定、その他の処分をしてはならないものとします。但し、所定の方法により本営業者にその詳細を通知の上で本営業者がこれを承諾した場合にはこの限りではありません。」とあり第三者への譲渡以外(クラウドバンクへの譲渡を想定しているのではないかと思います)はできなさそうです。
また第3項としてAQUSHと同じように、投資家に不利にならないという条件付きでクラウドバンク側が投資家の承諾なくファンド運営を譲渡できるようになっています。

クラウドバンクに投資していてどうしても資金引き上げが必要になったら、引き受けてくれる投資家を自分で見つけるかクラウドバンクが見つけることができれば現金化できます。