今年ももう終わり、毎年のことながら振り返ると一年があっという間に過ぎています。

資産運用の話題で今年一番インパクトがあったのはやはり年後半の株価急落、日経平均はわずか3ヶ月で24000円から20000円ですからなかなかの落ちっぷりです。年初から見ても3000円落ちていますが、世界市場全体で同様の状況であり、株式関連の資産価値が大きく目減りすることになり、保有している日米個別株、インデックス系の投資信託、さわかみ投信がのきなみ大幅に下落しました。もっとも長期投資の視点で考えれば中断しているインデックス系投信の定期購入を再開するタイミングかなとも考えています。
2018株価

個別銘柄ではやっぱり日産とソフトバンクですかね。
まさかのゴーン逮捕!「冗談でしょ?」って感じです。13年間保有で40万円以上の配当金を得ているのでトータルではプラス圏内ですが、今後の保有についてはどうするか悩み中です。
日産

ソフトバンクは、子会社上場直前の大規模障害、携帯料金引き下げ圧力、サウジリスクとこれでもかと言わんばかりのマイナス圧力。こちらは携帯料金で株主優待を利用してることもあり継続保有の予定です。
SB
ちなみにソフトバンクは今年6月の社債も500万円購入してます。孫さんにはなんとか後6年頑張っていただきたいです。
債権


ソーシャルレンディングについては事業者の課題が表面化した年でした。自分が投資していない事業者について当事者でもないのに現在進行中の問題に憶測であれこれ言うべきではないと考えているのでコメントは差し控えようと思いますが、現在も資金を拘束されている方のご心労のほどお察し申し上げます。
私の投資しているSBIソーシャルレンディング、クラウドバンク、クラウドクレジットでは現状事業者としての問題は感じていないので継続して投資していきます。

クラウドバンクは昨年引き上げた100万円を再度追加投入し元本300万円に戻してます。下のグラフでも見て取れるとおり2018年前半は未投資資金の比率が高かったのですが、年半ば以降は資金追加と同時に積極的な投資を再開しています。案件あたり1万円〜3万円で投資するようにしています(もっとも実質的な貸出先がどの程度分散できるかは不明です)。
マイページは使いやすくなりましたね。後はポートフォリオのグラフで、貸出先の分散度合いがわかるとより良いと思います。使い勝手の改善は今後も継続して欲しいです。
CB

クラウドクレジットも元本300万円で継続です。いくつかの案件で延滞、元本割れになっていますが、案件を分散して投資するようにしているのでトータルでは手取りベースでプラス60万円です。2014年後半から投資期間4年で計算すると、税引き後の単利で5%、複利を考慮しても4.7%の利回りです(当然ですが、税引前で計算すると利回りはもっと高いです)。現在の方針では案件あたり3〜5万円程度で、新興国通貨は避けてUSD/EUR/円のものに投資するようにしています。
CC

SBIソーシャルレンディングも頑張って投資元本戻してる最中ですが、他の2社と比べると案件が少ないのでまだ200万円に届いてません。1案件10万円で投資してます。
SBI

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今年一年の運用成果を見ると、年間で650万円のマイナスでした。自分の運用成績では10年前の2008年とほぼ同額のマイナス(2008年のほうが若干マイナスが大きい)です。当時よりも投資規模が増えているので単純な比較はできませんが、そこまで悪くなってる印象はなかっただけに少し驚きました。マイナスは株関係だけで、それ以外のアセットはプラスでした。ソーシャルレンディングは資金を遊ばせずにもう少しちゃんと投資しておけばよかったなと反省です。
セミリタイアしたらいきなりこれか、という感じですが、2017年は740万円のプラスだったし「いいときがあれば悪いときもある」という感じです。来年は良くなって欲しいですが、あまり楽観できない感じでしょうか。特に国内不動産はいろいろマイナス要因が出てくるタイミングだと考えているので、保有物件についても一部処分するべきかを検討しています。

とはいっても、資産運用はあまり気にし過ぎないようにするのが良いです。もし金銭的に困るようならまたフルタイムに戻ればよいだけ、と割り切って「日々是好日」で過ごします。

それでは皆様良いお年をお迎えください。